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映画「日本の青空」を観て(事務局 吉田光範)

映画「日本の青空」を観て

 雑誌編集部の派遣社員沙也可(田丸麻紀)は、特集企画の「日本国憲法誕生の原点を問う!」で、名も知らぬ憲法学者鈴木安蔵(高橋和也)の取材を進めることとなる。
  そして安蔵の娘たちへの取材に成功した沙也可は、託された安蔵の当時の日記を手がかりに、妻・俊子(藤谷美紀)との夫婦愛、そして日本国憲法誕生をめぐる真実のドラマを明らかにしていく…
  映画では、実写映像を交え、過去と現在を交差させながら、終戦間もない米占領下で、鈴木安蔵(憲法学者)を中心として、高野岩三郎(加藤剛)ら民間人による団体(憲法研究会)が作成した憲法草案が、実はGHQ案のお手本になっていた事実が描き出されています。
  現憲法がGHQ主導でつくられたとはいえ、日本の有識者が草案を書き、国会の両院で審議、可決されたこと。さらに参政権をはじめとする女性の諸権利が明記された新しい憲法を、圧倒的多数の国民が歓迎し、受け入れたことは事実です。
  そして新しい憲法の条項は、戦後の平和国家構築の中で豊かにされ、国民の意識の中に定着してきました。
 

 今改憲をさけぶ人たちは、現憲法を「押しつけ憲法」といいますが、映画はこの「押し付け論」を完全に吹き飛ばしてくれます。
  また、観おわった後、誰かと語り合いたくなるような映画です。特に今の憲法を変えてもいいと思っている方に、ぜひ観ていただきたい映画です。

公式ホームページhttp://www.cinema-indies.co.jp/aozora/index.html


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