礼文島では、6月のはじめから中頃にかけては、レブンアツモリソウ、レブンコザクラ、クロユリ、エゾハクサンイチゲ、オオバナノエンレイソウなどが咲いており、その後夏の間はレブンウスユキソウ、レブンキンバイソウ、レブンシオガマ、エゾカンゾウ、センダイハギ、イブキトラノオなどの花々が咲き乱れる。島で有名なレブンアツモリソウとレブンウスユキソウを同時に見るのはよほど幸運でない限り、むづかしい。
7年前に大阪法律事務所のメンバーと訪れた時も、既にレブンアツモリソウは終わっており、群生地も閉鎖されていた。今回もレブンアツモリソウの群生地は閉鎖されており、高山植物園で鉢植えのレブンアツモリソウが一つ二つ咲き残っているのを見ただけである。

6月28日午前8時、東京行の全日空に乗り、羽田乗り換えで稚内空港に到着したのは午前11時30分であった。
天気は曇り空で礼文島の香深行きのフェリーの出発時間まで稚内でのバス観光ということになった。まず森公園に行き、その後ノシャップ岬、水族館などを廻った。15時10分初のフェリーに乗り、1時間50分で礼文島の香深に到着した。天気がよければ利尻岳がよく見えるはずであったが全く見えず、朝が早かったので、みんなは横になって眠っていた。
今夜と明日の泊りはホテル「花れぶん」で、なかなかいいホテルである。礼文島は温泉がないのが残念であるが、お風呂は見晴らしもよく、いい風呂でゆっくり休憩して、6時30分から夕食を食べた。
たまたまこの日から3日間、ホテルでピアノとヴァイオリンのライブがあり、60才代のおじさん二人で永六輔の「遠くへ行きたい」ではじまり、「見上げてごらん夜の星を」で終わる1時間のライブであった。「ジュンとカフカ」という名前らしいが、カフカさんはこの地の出身で、二人とも長野県の八ヶ岳附近に住んでおり、カフカさんは小渕沢の歯医者、ジュンちゃんは原村でヴァイオリンを製作しているという、変わった経歴の二人である。花れぶんの社長とは同級生で、昨年は永六輔も一緒に来たといっていた。
「ムーンライトセレナーデ」を最後に聞いて、すぐに部屋に帰って眠った。

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